INTERVIEW

TVアニメ『ディーふらぐ!』放送直前!
メインキャストのインタビューを
お届けします!

左前から、
花澤香菜(柴崎芦花役)、小西克幸(風間堅次役)、伊藤静(高尾部長役)

左後から、
福山潤(河原中役)、高橋美佳子(水上桜役)、斎藤千和(烏山千歳役)、
小清水亜美(大沢南役)

ドラマCDから引き続いての出演になりますが、
アニメ化が決まった際のお気持ちをお聞かせください。

小西克幸 さん

ドラマCDの二枚目を作った時に「ディーふらぐ!」だけのホームページが出来て、「今後の展開にご期待ください」と書いてあったので、これはすぐアニメになるんじゃないかと思ったら、そこからすごく時間がかかって(笑) 原作のギャグが僕の好きなテイストだったので、アニメになることになって非常に嬉しいです。
非常にギャグのテンポもよくて、おもしろいアニメになっていると思います。

花澤香菜 さん

ドラマCDをけっこう前に録ったなという感じがしていて、その時もすごく素敵な先輩方に囲まれて、素敵なアフレコだったなーという思い出があります。アニメができると聞いた時はすごく嬉しかったです。

伊藤静 さん

本当にだいぶ前にドラマCDを録って以来なので嬉しいですが、その前に「やるんだ!?」みたいな気持ちがすごく大きかったです。ドラマCDの時の記憶が小西さんと私がとにかく汗だくになっていたというイメージだったので、すごく楽しみだけどちょっと怖いなと思っています(笑)

斎藤千和 さん

(最初のドラマCDが出たのが2010年だったということを改めて知って)そんなに前だったんだ、ということにびっくりしているのと、キャストをそのままにしてくれるんだという、その挑戦の気持ちに感謝しています。第1話アフレコを終えましたが、とにかくすごく楽しくて、あっという間にアフレコが終わったなという印象です。今後も楽しみにしています。

高橋美佳子 さん

アニメになったらいいなと、ドラマCDの当時も思っていました。「アニメ化をするなら、キャストを変えないで欲しい」と言ってくださっていたファンの方もいらしてくれて、そのようなこともあったので、この場に立っていられること、このキャストのままでまたアニメが出来ることに本当に感謝ですし、ありがたいし、嬉しいなと思っています。

小清水亜美 さん

ドラマCDから再びということでとても嬉しい気持ちでいっぱいなのですが、私だけかなりエコな役どころでほんとにすみません、みたいな感じなんです(笑)先生ということで、役どころに関しては、すごい生徒達を抱えながらも、責任感なくやっていきたいなと思っています。宜しくお願いします。

福山潤 さん

ドラマCDをやった時には、二枚目があるなんて思わずやらせていただき、二枚目が来たときはアニメ化があるなんて思わずやらせていただき、アニメ化がきた時に自分がやるとは思っていなかったので(笑)
本当にアフレコに入るとその日の体力を使い切って帰ることになるので、是非とも体力をつけてこれから臨みたいのですが、初っ端からハイテンションな感じでやらせていただいております。みなさんの心のビタミンになれるよう頑張りますので、お楽しみください。

演じられるキャラクターについて、どのようなところが魅力だと思われますか?
また、演じる際に意識していること、役作りのポイントを教えてください。

小西克幸 さん

風間は学校でも有名な超不良なのですが、不良の描写は一個も無くて、劇中いろんな女の子のキャラクターが出てきて、毎回、すごい不良なのにその子達にいいようにやられてしまうという、自分で演じてて不良というよりは気のいい高校生みたいな、普通の高校生というようなイメージが非常に強いです。
ドラマCDの時もアニメの時も同様に、演じるにあたって特にこうしてくださいというオーダーはいただいておらず、基本的に僕はこの役は自分が楽しくやれたらいいかなと思っています。
やはりツッコミ不在の中で高尾と頑張って二人で突っ込んでいくというポジションではあるので、そこを楽しく演じていけたらいいなと思って今はやらせていただいております。ツッコミに全力をかけて頑張ります。

花澤香菜 さん

飄々としているように見えるんですけど実はすごく打たれ弱くて、いつも陰でダメージを負っていてそこがすごく愛おしいなと思います。
芦花については、アニメの収録に際して、ドラマCDのことをとりあえず一回忘れて、改めて一から役をスタッフの皆さんと話し合って作っていった感じです。ドラマCDの時よりも、普通の女子高生っぽさを出していけるよう意識しながらやらせていただいています。

伊藤静 さん

高尾は本当のゲーム製作部の部長で巨乳でゲームオタクでといういろんな特徴のある子です。
だいたい(仮)部の方々にいじられてギャーギャーして突っ込んでいくという、ノリツッコミじゃないですが、とにかく大忙しな感じです。いじられてはツッコミ、でも乗らないわけではなく、すごく優しい人なんじゃないかなと思っています。
そんな中でも風間のことをキュンとしちゃったりしてる可愛さを忘れないように、可愛いところはひたすら可愛く演じていかないと、とにかく突っ込むだけの人になってしまいそうなので、そのようなところに重点も置きつつ、とにかくひたすら元気にやっていこうかなと思っています。

斎藤千和 さん

千歳はカリスマ生徒会長なのですが、全体的に何を考えてるのかわからないキャラクターが多い中、その中でも特に本心が見えない行動を取っていたり、お茶目かと思いきや裏があって、というキャラクターです。ドラマCD当時よりも威圧感がより出せるようになり、より生徒会長を怒らせると怖そうみたいな感じは少し乗せられているように思います。その点は個人的に時間が経ってよかったなと思っています。そこを頑張って、謎のカリスマ感を出せるように演じていけたらなと思っています。

高橋美佳子 さん

思ったまま体当たりで演じるということだけを心がけて、書いたままの台詞を何の疑いも無くぶつける、みたいなことが桜のキャラクターでは正しいことなのかなと思うので、深く考えずそのままをそのままの気持ちでズバっと言って、プラスちょっとふざけた感とか、心ない感(笑)みたいなものを加えると、より彼女らしいのかなと思っています。
髪の色がピンク色でかわいらしい感じはどこか残したいなと思っているので、可愛らしい部分が今後あるのかはちょっと謎なんですけど体当たりしつつ私がやる桜はこれ!と成立していけばいいなと思っています。

小清水亜美 さん

南は先生ですが、生徒達とけっこう馴染んでしまうというか、あまり先生先生していなくて、生徒と同じ目線で喋るし、生徒からも親しまれている、好かれてるんじゃないかなと思います。ゲーム製作部(仮)の方の顧問もやっていて、ちゃんとした部活動にはなっていないものの、なんか楽しそうだから顧問やってもいいよ、みたいな、決まりごとなどはちゃんとしないといけない立場ではありながら、楽しい方が優先でいいんじゃない?というような考え方の人なのかなと思っています。そして、皆さん属性というものを持っている中、南は雷属性で、中でもスタンガンという一番ガチな物を持っていて、それを生徒とかに容赦なくツッコミとかでバリバリってやったりするので大丈夫かな!?みたいな(笑)、一番ガチなツッコミというか属性の役どころです。そういったところも、今後どれだけの人達を痺れさせていくのか注目です。また、普段ジャージを着ているのですが、それもひとエピソードありのジャージだったりします。

福山潤 さん

中は主人公と幼馴染であるんですが、何故か仲間から外れて生徒会副会長をやっています。
細かいバックボーンは幼馴染であり仲が良かったという過去以外は「ドMである」以外わからないです。属性はM属性であると思います。ドラマCDでは、本編以外のところで「M人(まじん)英雄伝アタル」というタイトルのパートをやらせていただいていたので、今回アニメにあたって本編に関われて大変嬉しく思っております。今後可愛い、いやらしい、ちょっと変な女性達がたくさんいらっしゃいますので、そことは違うちょっと斜め上をいっているファン層に向けて、演じていきたいです。絵の方も動かしていただいているので、過分に動かしていただければ過分に僕もやりますので、そこらへんはスタッフの人達とのチキンレースだと思っております(笑) いくらでもやっていただければいくらでもやる所存です。宜しくお願いします。

「ディーふらぐ!」は高校のゲーム製作部が舞台ですが、(特に高校生くらいの頃に、)夢中になったゲームがあれば(テレビゲーム、ボードゲーム、カードゲーム等々)、エピソードを教えてください、もしくは、自分でこんなゲームを作ったことがある!というエピソードがあれば、教えてください。

小西克幸 さん

ゲームはとにかく好きだったので小学生のころからいろんなゲームをやっていました。
高校生の時は工業高校に通っていまして、僕の行っていた電子機械科という科は小さいポケットコンピューターというのを買わなきゃいけないんです。それはプログラムも組めるもので、友達はそれでプログラムを組んでRPGとか作っていました。そのデータを写してもらって、それで遊んだりしていました(笑)
また、ゲームセンターに行って「ストリートファイター」をよくやっていたと思います。あとは家でずっとゲームばっかりやっていました。高校生ぐらいはそんな思い出があります。

花澤香菜 さん

私はあまりゲームに触れずに育ってきたのですが、唯一「ぷよぷよ」だけが得意で、いつも弟と二人で対戦していました。

伊藤静 さん

高校生ぐらいの時はずっとゲーム屋さんでバイトをしていたので、とにかくなんでも出来ちゃう、機械もなんでも揃っていたのでゲーム雑誌を見てこれ面白そうだなと思うのをチェックしては、お店の人にこれを入れてくださいって言って、なんでもかんでも手当たり次第プレイしていました。
その中でも当時ちょうど「バーチャファイター2」が大流行していてゲーム屋さんのお店の人もみんなやっていて、それに影響されて私も始めて、よくゲームセンターの大会に出たりしていました。
とにかく高校ぐらいの時はゲーム漬けでした、勉学にも励まず(笑)

斎藤千和 さん

私も普段は全然ゲームをやらないのですが、6歳と8歳、離れた弟がいて、私が高校生くらいの時に弟が小学生くらいで、「スマブラ」をすごくやっていました。楽しそうだったので一緒に入れてもらっていたのですが、「千和ちゃん邪魔すんなよ!」って言われて「千和ちゃんスマブラ禁止」って紙を貼られて(笑)
まったくやらせてもらえませんでした。苦い思い出です(笑)

高橋美佳子 さん

私はけっこうゲームをやって育ってきて一番最初はファミコンの「スーパーマリオブラザーズ」からの「高橋名人の冒険島」をやって、わりと王道のみんなが通るようなドラクエとかFFとかスト2とかの普通のゲームをする子供でした。物語が面白いなと思って、ドラクエⅤとFFⅦはすごく好きでした。漫画家になりたいと思っていたので、ドラクエⅤの漫画を描いたりとかもしていました(笑)

小清水亜美 さん

記憶をものすごく遡ると、一番初めに触ったゲームが「マリオペイント」というゲームで、自分の家にはなく、親戚のお姉ちゃんの家にあったのを触らせてもらうのが毎回楽しみで、そこから始まってけっこう小学生の時ポケモンやってたり、持ち歩き用のデジモンが対戦させられるゲームを持ち歩いたり、という感じで育ってきたので、かなりゲーム世代ではあるのかなと思います。
手作りとなると妹と一緒にオリジナルのすごろくを作って遊んだりとかしていました。人生ゲームのような、我が家ルールで作って遊んでいた記憶があります。

福山潤 さん

ゲームは普通にたしなむ程度にはやっていました。特に中学高校の初めくらいまでは、いろんなゲームをやりたいと思っていて、テーブルトークRPGをやっていた時期もありました。アドリブオンリーでゲームを作っていく人がいたり、役になりきる人がいたり、おかしな人達がいたもんだと思いながら、ゲームを楽しんでいたのを思い出します。

アニメ『ディーふらぐ!』を楽しみにしてくださっているファンの皆様へ、
意気込みとメッセージをお願いいたします。

小西克幸 さん

「ディーふらぐ!」、原作が好きでずっと読まれている方も、アニメから入られる方も、楽しめるアニメーションになっていると思います。
原作の魅力というのを漫画で読んだ時のおもしろさや衝撃を損なわず、さらに動くということでパワーを凝縮していいもの、いいフィルムを皆さんにお届けすることが出来ると思います。期待して待ってていただけると嬉しいです!

花澤香菜 さん

アフレコの時点で絵がすごく入っていて、色もついていて、キャラクター達がとても可愛く描かれていました。そのあたりも観ていただきたいのと、本当にギャグ満載で面白いのでぜひ観ていただきたいです。

伊藤静 さん

まだアフレコに参加してはいないのですが、本当にテンポよく進むとであろうと思いますし、私自身もアフレコに参加するのを今からすごく楽しみにしています。
原作を読みながらここをどうやってやろうかな、といろいろ思いをめぐらせたりしています。
みんなこのメンバーで出来る限りの面白さをギュウギュウに詰め込んでお届けしたいと思いますので、楽しみにしていただけたらなと思います。

斎藤千和 さん

アフレコ現場で聴いていて、とにかく面白かったです。フィルムなどももちろんですが、ただの勢いだけじゃない、キャストの皆さんのテクニックがすごく盛り込まれていて、聞いててひとつひとつの台詞のバランスがすごく良く、トリッキーさみたいなものもあって、この作品にはすごく合っていると思います。
緊張と緩和というか、間の作り方や、玄人っぽさを楽しんでいただけたら嬉しいと思います。聴いていてとても面白いつくりになっていると思いますので楽しみに待っていてください。

高橋美佳子 さん

基本的にはまじめに観るものではないというか、シリアスなシーンでも「このあと来るんだろうな、大ふざけが」、みたいな気持ちで観ていただけるといいなと思っています。何も考えずに見て、アニメの中のキャラクター達の、普段やる気なさそうなちゃらんぽらんな感じでも実はアツいものを持っていますみたいなところが、現代っぽくて、特に現代の学生の皆さんなどにはハマるのではないかと思います。
アホみたいに楽しんで、バカなことばっかりやってるけど学校楽しいね、みたいな引いて見てても引き込まれるものがあると思うので、何も考えずに見てもらえたらいいなと思います。ぜひ応援してください!

小清水亜美 さん

アフレコ現場でも楽しくやらせていただいています。その中で「ディーふらぐ!」の面白さだったり、空気感をお茶の間に届けられたら嬉しいなーと思っています。
アニメ化されるとよりテンポ感も強調されていたり、私たち演者側の受け取り方も反映されていたりするので、そういった部分で原作とアニメと両方ともの良さとして、両方相乗効果で良い感じになっているといいなーと思っています。楽しみにしていてください。

福山潤 さん

個人的に目指すところがあるとすれば、意味もないし感動もしないし本当に何もないんだけど、ただただ面白かったというものが届けられたらいいなぁ、なんて思っています。
皆さんがこの作品を第1話、どのタイミングで見るかまだわかりませんが、次回、また来週も楽しみになるな、通して見たいなと、楽しいから見たいなと、プラスの感じでただただ笑えると、そういう風な思いで見ていただけるようなものになることを目指して全力を尽くして行きます。
「ディーふらぐ!」という作品を見ていただいて、それが皆さんと我々との関係の、いいフラグになればいいなと思っています。お後がよろしいようで(笑)